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元予備校講師のフリーターによる『英文解釈教室』教室

『英文解釈教室』(伊藤和夫先生/研究社)の解説ブログ。当ブログはゼロから理詰めで解説を積み上げて行くスタイルではないので、英文法や英語構文の勉強をある程度以上やっている方でないと、訳がわからないかも。

★ Chapter3:例文3.4.3 の巻

Such is the pleasure [you give] that you cannot come
(too...).

相関構文「such...that構文」(「so...that構文」の親戚)
が出たので、Suchとthatの下に波線を引いておこう。
あと、「cannot...too」も相関構文とみなして、波線を引いても
いいだろう。

pleasure you giveは、「NSV構造」なので、関代の省略を
考える所だけど、今回はその解釈でよさそうだ。
(省略された関代は、節内で、第3文型giveの目的語)

むかし、この英文の意味がよくわからないと質問に来る生徒さんが
けっこういた。直訳すると、「あなたがくれる喜びは、それほどのもの
(that以下ほど)なのです。あなたが<頻繁すぎるほどやってくる
(come too often)>ということがありえない(cannot)ほど。」
という具合。that節から先に訳すと(やや意訳)、
「あなたが『来すぎ(迷惑)』ということは起こり得ない、
それくらいあなたがくれる喜びは大きいです」という具合になる。
伊藤先生の訳は、主節から先に訳したもので、that節部分は意訳になっている。



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ただし、英文については『英文解釈教室』(研究社)よりの引用

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★ Chapter3:例文3.4.2 の巻

A doctor is so familiar with most [of the things [[that can...
(to minds and bodies) ]] ] that little can...him.

so familiar の所で、「so...that構文」かもという検討をつけて、
先に従接thatが後から出るかどうかの確認のために目を走らせる
のもいいだろう(相関構文確認走査)。今回はthatが2つも
出てくるが、that canのthatは主格の関代で、that little...の
thatが従接(従接の後には完全な文が続く)。

今回、so...thatの間に、関代thatが現れたために、難易度が高く
なっているが、似たようなことが強調構文で起こることもある。
『解釈教室』p.129の例文7.3.2では、強調構文とともに関代that
が使われているため、誤読の可能性が高まっている。
このような関代を「相関構文妨害関代」と呼ぶのもいいかも
しれないが、名前がもうひとつ気に入らないので迷うところ。

so...that構文と強調構文において「妨害関代」が現れた場合、
あらかじめこういう構文があることを知らない人の多くは、
きょどって目を白黒させるだろう。おたっきーな構文というのは、
「あらかじめ知っている」ことが重要なのだ(そこで
『英文解釈教室』を読むべきだということになる)。

固定的表現に下線を引きたい方は、is so familiar withに。
happen toにも引いていい。
相関構文に波線を引きたい方は、soとthat(that littleの)
の下に引こう。なお、withやthatからはじまる小括弧は
省略した方がすっきりしていいと思う。



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ただし、英文については『英文解釈教室』(研究社)よりの引用



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