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元予備校講師のフリーターによる『英文解釈教室』教室

『英文解釈教室』(伊藤和夫先生/研究社)の解説ブログ。当ブログはゼロから理詰めで解説を積み上げて行くスタイルではないので、英文法や英語構文の勉強をある程度以上やっている方でないと、訳がわからないかも。

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★ Chapter5:例文5.1.8 の巻

(Only when we use our...((to give happiness (to others)
(regardless of reward) )) ) may we achieve happiness ourselves.

文頭に<Only+副詞節>が来ているので、主節で「疑問文型の倒置」
が起きている(従属節のwhen節では倒置が起きていないことに注意
しよう)。onlyは「準・否定の副詞」なので、「否定の副詞 vSV」
という法則が適用されるのだった。

onlyはwhen節にかかり、when節と合流した上で一緒に主節にかかって
いる。このように、副詞が後ろ(多くは直後)の副詞句や副詞節にかかる
ことは頻繁にある。simply because...とか。

あと、ourselvesは、「副詞的同格代名詞」(『解釈教室』p.106参照)。

なお、どうでもいい話になるが、今回の英文で、副詞句to others
ならびにregardless of reward(regardless ofは群前置詞と考える
のが分かりやすいかも)は、「小括弧の中の小括弧の中の小括弧」
にあたる(副詞節の中にある副詞句の中にある副詞句)。本来なら
「3重小括弧」をつけるべき所だけど、視覚的にごちゃごちゃしすぎる
ので、to othersもregardless of rewardもどちらも1重括弧で代用して
いる。1重括弧と2重括弧を交互に使うという方針にしているのだった。



COPYRIGHT(C)2005 HIYAMA SYUUSEI. ALL RIGHTS RESERVED.
ただし、英文については『英文解釈教室』(研究社)よりの引用


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★ Chapter5:例文5.1.7 の巻

(Only after a century and a half of..) was the..authority restored.

Onlyは「準・否定の副詞」。「だけ!」「のみ!」という限定性は、
裏を返せば排他性でもあるわけで、「他を<否定>している」という
側面がonlyには強く含まれる。そういうわけで、Onlyが文頭に来た時にも、
「否定の副詞 vSV」という倒置法則が適用される。

伊藤先生が例文5.1.7の前ふりの解説文中で、「他の副詞とともに
文の先頭に出るときは」と注意深い書き方をされておられるのは、
文頭にOnlyが来ても「疑問文型の倒置」が起きないこともあるから
(『ロイヤル英文法』p.305の1行目を見ると、Only Jack solved the...
という例文がある/倒置が起きている例文は『ロイヤル英文法』p.695)。
「Onlyが文頭に来たら、『疑問文型の倒置』が起きる」という捕え方でも
大丈夫だとは思うが、「Only+副詞句 [副詞節] が文頭に来たら、
主節が『疑問文型の倒置』を起こす」という捕え方をしておく方が
より正確だということになる。

とはいえ、あまり正確さににこだわっても記憶できないと台なしなので、
「Onlyが文頭に来た時にも、『否定の副詞 vSV』という倒置法則が
適用される」という位の覚え方のほうがよいという可能性もある。

a century and a half ofは、伊藤先生の和訳を見ると訳しくだす
ような感じになっている。「擬似形容詞句(a kind ofが代表)」
という解釈がいいかもしれない。



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ただし、英文については『英文解釈教室』(研究社)よりの引用


★ Chapter5:例文5.1.6 の巻

(Until less than a hundred years ago), most Japanese belonged
(to...class) or (to...), and (in neither class)
was rationalism encouraged.

Until less than a hundred years ago,の文法的分析は難しいので
素通りしたい所。いくつかの解釈がある気がするけども、断言は
避けたい。ジーニアス英和辞典を見ると、前置詞untilの用例として、
until after midnight(前置詞句が目的語/この種の用例は
「二重前置詞」という名称で教えられることが多い)や
until recently(副詞が目的語)が載っている。
これらの類例という見方もひとつの解釈ではあるだろう。

in neither classが「否定の副詞句」なので、後ろで
「疑問文型の倒置」が起きている。



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ただし、英文については『英文解釈教室』(研究社)よりの引用


★ Chapter5:5.1.6の前ふりの解説文中の例文 の巻

(At no time) does the plain look so perfect as in...autumn.

「否定の副詞 助動詞エスブイ」と唱えよう。
今回は、「否定の副詞句」が文頭に来ている。

no...so...asを相関的な構文と考えて、波線を引いてもいいだろう。
否定比較の一種(『山口英文法講議の実況中継』下巻参照)。

look perfectは第2文型。



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ただし、英文については『英文解釈教室』(研究社)よりの引用

★ Chapter5:例文5.1.5 の巻

(Not until all attempts [at...] had failed)
did the men decide to go on strike.

毎回くどいが、「否定の副詞 助動詞エスブイ」と唱えてみよう。
「否定の副詞」というのは広義の表現。今回は「否定の副詞節」
が文頭に来ている。

Not until はある種の固定表現とも言えるので、下線を引いてもいい。
「~してはじめて」という意味の熟語的な従属接続詞、
という捕え方も可能だろう。

decide to とgo on strikeにも下線を引くといいかもしれない。

今回、Not until節内(従属節内)では、SVの倒置は起きていない
ことに注意しよう。「否定の副詞が文頭にきた場合、SVの倒置が
起きる」といっても、それは主節においてのことなのだった。

そう言えば、so...that構文の倒置(『解釈教室』p.95参照)においても、
従属節であるthat節内ではSVの倒置は起きず、主節でのみ
「疑問文型の倒置」が起きる。ここで、「なるほど、『疑問文型の倒置』
というのは、主節でのみ起きる現象なのだな」と考えた方には、例外を
お知らせしておきたい。「仮定法条件節におけるif省略」(『解釈教室』
p.96参照)の場合は、「疑問文型の倒置」が従属節で起きることに
なっているのだった。



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ただし、英文については『英文解釈教室』(研究社)よりの引用


★ Chapter5:例文5.1.4 の巻

(Never in all the history [of...] ) did a nation make
such a stride as Japan then did.

「否定の副詞 助動詞エスブイ」と唱えよう。

such...asは相関構文の一種と考えて、波線を引いてみよう。

asの品詞については、明言を避けて通過することにしたい。
伊藤先生の解説を読むと、Never...such...asを否定比較(『山口
英文法講議の実況中継』下巻参照)の一種とみなしておられるので、
従接という解釈がいいのかもしれない。

suchと相関的に使われるasが従接であることはまれ(ふつうは関代)
な気がするけども、このあたりは自信がないし、うやむやにしたい。
代動詞のdidが「動詞のみの代用」なのか「<動詞+後続要素>の代用」
なのか迷うことで、今回の品詞判定問題はより複雑になる。さらに、
「そもそも関代asは従接asからの派生らしい」ということも念頭に
おくと、「もう、どうでもいいんじゃないか」という気もしてくる。



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ただし、英文については『英文解釈教室』(研究社)よりの引用

★ Chapter5:例文5.1.3 の巻

(Not once) can I recall, (from...recollections),
hearing mother raise her voice (to us) (in...) .

「否定の副詞 助動詞エスブイ」と唱えよう。

recall, (from...recollections), hearing...は、VMO構造。

動名詞hearingは第5文型(後ろで「mother<が>raise」という
ネクサスが成立)。なお、hearingのhearが知覚動詞であるために、
不定詞raiseのtoが落ちている。不定詞raiseは、her voiceを目的語
とする第3文型(準動詞も文型を持っている)。

今回、(Not once)というふうに記号を書いておいた。(Not) (once)と
書くべきか迷うところだが、これは考えだすとけっこう難しい問題。



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ただし、英文については『英文解釈教室』(研究社)よりの引用

★ Chapter5:例文5.1.2 の巻

Rarely does a man love with..., (as a woman does).

「否定の副詞 助動詞 エスブイ」と唱えておこう。

倒置というと、「強調したい要素を文頭に出す」と教えるのが
一般的で、むかし私もそうしていた。今でも一般的な文法書を見ると、
そう書いてある。しかし、「新情報」「旧情報」「文末焦点」などに
ついて書かれた本を見ると、異なる考えが書かれている。私としては
「どう判断していいか、よくわからない」というのが本当の所
(勉強意欲が低下していて、情報を集めたり、自分でたくさんの英文
を見ながら検証したりする気力がわかない)。ただ、旧来の考えを
していたからといって、受験で不利になることはまずないと思うし、
将来勉強するということにしておけば十分だろうと思う。

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ただし、英文については『英文解釈教室』(研究社)よりの引用

★ Chapter5:例文5.1.1 の巻

What is an idea? It is not a word, nor is it a string of...

norは等位接続詞で、主節1(It is not a word)と
主節2(is it a string...)を結んでいる。

つづく。


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ただし、英文については『英文解釈教室』(研究社)よりの引用

★ Chapter5:5.1.1の前ふりの解説文中の例文 の巻

I never dreamed of it.→Never did I dream of it.

否定の副詞が文頭にくると、「疑問文型の倒置」が起きる。

つづく。



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ただし、英文については『英文解釈教室』(研究社)よりの引用

★ Chapter4:例文4.3.11 の巻

(In our lives) we distinguish thousands of...things, and
we (usually) recognize them (wherever they may be),
or ( ((in whatever circumstances)) we may see them) .

andが結んでいるのは、主節1(andの左)と主節2(andの右)。
「主節が2つもあっていいんですか?!!」と不審に思う方も
おられるかもしれないが、等位接続詞で結ばれたもの同士は等しい関係
のはずだから、どちらかが「より偉い」ということはないので、
どちらも主節と考えるのがよい。

whereverは、複合関係副詞(副詞節をまとめているからそう呼ぶ
のではない/「節内での働き」が副詞だから)。wherever they may be
の部分を、「任意」の意味合いが出る様に訳してみると、
「どこにそれらが存在していようとも」となる。「どこに」という所が、
「存在している」にかかる「副詞」だ、ということを確認してほしい
(これはつまり、whereverの「節内での働き」が「副詞」だということ)。

orは副詞節1(wherever~be)と副詞節2(in whatever~them)を結ぶ。

whateverは、副詞節をまとめ、かつ、節内ではcircumstancesにかかる
形容詞として働いている。「節内での働き」が形容詞なのだから、
このwhateverの品詞名は「複合関係形容詞」。今回のwhateverは、
副詞句in~circumstancesの中に閉じ込められているが、そこから発散
されている節形成のパワーは、副詞句を飛び出して節全体に及んでいる。
<★Chapter 4:4.3.4の前ふりの解説文中の例文 の巻>でも、
似たような現象が起きていたのを覚えているだろうか。



追記:疑問概念に、「~でも」を付け足すと、任意概念に変化する

「あのお、、、さきほどwherever節の和訳で、『どこに』という訳語
を使いましたね。。。『どこに』という疑問の概念を表わす訳語を
使うということは、whereverは、関係詞ではなく、疑問詞と呼ぶべき
ではないのですか。。。」という考えが浮かんだ方が、
どこかにおられるかもしれない。

こういう疑問が浮かぶのは理詰めで考えている証拠だから、いいこと
だと思う。これはおたっきーな問題であり、参考書にも文法書にも
十中八九書かれていないと思われるので、解説しておこう。
なるほどたしかに、私はさきほど「どこに」という訳語を使った。
しかし、「どこに」という訳語を使っても、それがすなわち疑問感
の表現であるとは限らないのだ。「どこに(どこで)~しても」
という係り結び(と呼ぶのが適切かどうか自信ない)にした場合、
もはや「疑問」の概念はほぼ消え去り、「任意」の概念に移行している、
と考えるのがよい。「どこで~しても」という発言をあなたがする場合、
あなたは「どこで???」と疑問の気持ちで頭がいっぱいになって
いるのかというと、そうではないだろうと思う。「どこででもいいんだ
けど、、」という「任意感」(「any感」「どれでも感」)を感じて
いるはずなのだ。これはwhereverに限らず、複合関係詞すべてに
言えること。whateverは、「何?」「どんな?」という疑問感ではなく、
「何でも」「どんな~でも」という「任意感」(any感)を表わしており、
wheneverは、「いつ?」という疑問感ではなく、「いつ~しても」
という「任意感」(any感)を表わしている。

「疑問概念には、原則的に、<対応する任意概念>が存在し、
それを表現する方法のひとつとして、複合関係詞が使用される」という
捕え方をしておくのがよいと思う。「原則的に」と書いたのは例外が
あるからで、「なぜ?」という疑問概念には<対応する任意概念>は
存在しない。「なぜ~でも」という言い回しを自分で使ってみれば、
意味不明で妙であることが分かると思う。whyeverという複合関係詞
が存在しないのは、「なぜ~でも」と言いたがる人がいないからだろう。



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★ Chapter4:例文4.3.10 の巻

(Whatever way [of life] different people may...), they all
need enough [to live on (without...the charity [of others] ) ] .

Whatever節の後に、, they all need enoughと主節のSVが続くので、
Whatever節は副詞節だと判定(名詞節だと考えると、働き場所が
どこにもなくて困る)。

Whatever節の内部の点検。
節内の主語動詞は、different people may preferだろう。
他動詞preferの目的語はどれか。
lifeは前置詞がついているので落選。
Whateverだと考えると、wayの働き場所がなくなるのでまずい。
preferの目的語はwayとし、Whateverは形容詞としてwayにかける。
「節内での働き」が形容詞ということは、このWhateverの品詞は
「複合関係形容詞」(「何節か」を元に名付けるのではなく、
「節内での働き」を元に名付ける)。

複合関係詞のまとめる節を訳す時は、「任意」の意味あいが出る様にする。

enough to live on は、「something to eat 構造」の一種。

being dependent on は固定的表現なので、下線を引いてみてもいい。



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★ Chapter4:例文4.3.9 の巻

(Whatever may be said ((in dispraise of...)) ),
there are few of us [who would willingly be without it ] .

whateverは、名詞節か副詞節をまとめる。
今回は、文頭のWhatever節の後で、there are few of usと続くので、
名詞節用法は落選(コンマの後に主節のSVがあるのに、コンマの前に
名詞節を置いてみても、宙に浮くだけ)。副詞節用法と見なせば、
「主節(の動詞)にかかる」という役割を持つことができるので、
これが正しい解釈。

Whateverの「節内での働き」も考える。may be saidが続くので、
Whateverが節内の主語になると分かる。Whateverは、節内で主語の役割
を担当する代名詞であり、今回のWhateverの品詞は「複合関係代名詞」。

be without itは第1文型か第2文型か迷うところだが、個人的には
第2文型と判断したい。(「前置詞句が補語になることがある」という
話をした時の例文Im from Japanなら、迷わず第2文型だと判断できるが、
今回は迷う余地がある)



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★ Chapter4:例文4.3.8 の巻

He (fearlessly) took 【whatever side [in...politics] appeared
(to him) right】.

whateverのまとめる名詞節が、他動詞tookの目的語。
whatever節内の構造点検をしてみよう。
節内の動詞は、appearedしか考えられないので即決。
節内の主語は、どれか。politicsは前置詞が付いているので落選。
whateverが主語だと考えると、sideが浮いてしまうのでだめ。
sideを節内の主語と考え、whateverは形容詞としてsideにかけるべき。
whateverの品詞は「複合関係形容詞」ということになる。

He fearlessly tookは、SMV構造。
side in...politics appearedも、SMV構造。
appeared to him rightは、VMC構造。



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★ Chapter4:例文4.3.7 の巻

He offered 【whatever help he could give】.

whateverのまとめる名詞節が、他動詞offeredの目的語になる。
whatever節内の主語動詞は、heとgive。
giveの目的語は、whateverかhelpか。
whateverだと考えると、whateverはよくても、helpが困る。
giveの目的語はhelpに譲り、whateverは形容詞としてhelpにかけてやる。
「節内での働き」が形容詞なのだから、whateverの品詞は複合関係形容詞。

複合関係詞を含む英文を和訳をする際は、「任意」(なんでも/
だれでも/いつでも等)の意味合いがでるように注意する。



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★ Chapter4:4.3.7の前ふりの解説文中の例文 の巻

You may read 【whatever book you like】.

セクション1でwhateverを含む文の解説をたしか保留にしていたので、
ここである程度まとまった解説をするか、前にさかのぼってするか迷う。

今回の英文の説明をすこし。
whateverのまとめる名詞節が、readの目的語。
whateverは、節内でbookにかかり、bookがlikeの目的語。
whateverの品詞は「複合関係形容詞」。
(この種の文法用語の右半分は、「節内での働き」を元に名付けている)。
和訳するときは、「任意」の意味あいがでるように注意する。

つづく

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ただし、英文については『英文解釈教室』(研究社)よりの引用


★ Chapter4:例文4.3.6 の巻

They robbed him of 【what little money he had】.

rob...ofは相関的な表現ということで、波線を引くのもいいだろう。
robは「~から奪う」という意味あい(と考えるようにしているが、
色々考え方がありそう)。何を奪うのかを具体的に示すためには、
「除去物のof」(適切な表現かはともかく)を使用して表わす。
<rob 人 of 物>「~から奪う/~を」と記憶するのがいいかも。
「除去物のof」の使用例を追加すると、
<clear 場所 of ゴミ>「~から一掃する/~を」というのもある。
(「ゴミ」と書いたが、ゴミに類するような何かが来るということ)

今回のwhatは、名詞節用法だろう(疑問文用法にも挿入節用法にも
見えない)。whatのまとめる名詞節が、前置詞ofの目的語になる。

what節内の主語動詞は、he hadで即決。
他動詞had の目的語は、whatかlittleかmoneyか。
目的語になれるのは1人だけで、後の2人は目的語にはなれない。
全員が何らかの働き場所を持てるような解釈をさぐると、
「moneyがhadの目的語で、whatとlittleは共に形容詞でmoneyにかかる」
と考えるのが唯一の方法ということになる。

whatの「節内での働き」は形容詞と分かったが、「どんな?」
「すべての」のどちらが適訳か。「すべての」の方がいいので、
whatの品詞は「関係形容詞」。「すべての、わずかな、金」のことを
「なけなしの金」と訳すこともあるようだ。



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★ Chapter4:例文4.3.5 の巻

【What results are available】 are fragmentary and...

Whatは名詞節をまとめる用法(疑問文用法にも挿入節用法にも見えない)。

Whatの節内構造の点検をしてみる。
What節内の主語動詞はどれか。
節内の動詞は、areで即決。
節内の主語は、Whatとresultsのどちらが適切だろう。
Whatだと考えた場合、Whatはよくても、resultsが浮いてしまうのが困る。
節内の主語の役割はresultsにゆずって、Whatは形容詞として
results にかけることで、全員が働けるので、これが正しい解釈。

whatの「節内での働き」が形容詞だと分かったところで、
「どんな?」「すべての」のどちらで訳すのが自然かを考える。
「すべての」の方が自然なので、「関係形容詞」ということになる。

(What節内部を訳す時にresultsを最後に訳すことになるのだけど、
この辺りの詳細な解説は、けちって保留にしている。「関係形容詞の
whatがまとめる名詞節を訳す時は、関係形容詞の後の名詞を最後に訳す」
ということを意識しておくといいだろう。なにやら難しそうに感じる
方は、「関係形容詞のwhatを見たら、<all the...that>に置き換えて
から訳す」ということにしておくといいかもしれない。)


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★ Chapter4:4.3.5の前ふりの解説文中の例文 の巻

(a) Tell me 【what books you like】.

Tellは命令法なので、下に「命V(いのちブイ)」と書くのもいい
だろう。Tell me whatを見て、「whatのまとめる名詞節が、
Tellの直接目的語(第4文型の「~に、~を」の「~を」に当たる方)
になるのだろう」と考える。

what節内の主語動詞は、you likeだろう。

他動詞likeの目的語の役割をになうのは、whatとbooksのどちらか。
whatにしてしまうと、booksが宙に浮いて困るので、やめておこう。
他動詞likeの目的語はbooksにゆずって、whatは形容詞としてbooksに
かけることにする。whatの「節内での働き」は「形容詞」だと分かった。

次に、「どんな?」「すべての」のどちらで訳すのが自然かを考える。
「どんな?」の方が自然なので、whatの品詞名は「疑問形容詞」。


(b) I will buy you 【what books you like】.

buy you whatを見て、「whatのまとめる名詞節が、buyの直接目的語
になるのだろう」と考える。

what節内部を見ると、さきほどと全く同じでwhat books you likeと
なっているので、節内構造の点検手順はさきほどと全く同じことになる。

さきほどとの違いは、「どんな?」と訳すとしっくりこない点。
「すべての」と訳すのが自然なので、このwhatの品詞名は「関係形容詞」。

なお、関係形容詞のwhatを見た時に<all the...that>という
書き換えを頭の中で浮かべるというやり方についても、
(必須でもないが)知っておいた方がより安心感があるかもしれない。



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ただし、英文については『英文解釈教室』(研究社)よりの引用



★ Chapter4:例文4.3.4 の巻

It is difficult to say 【 (at what point) a barbarian becomes...】.

It...to構文は相関構文の一種なので、Itとtoの下に波線でも引いておこう。

sayの目的語がほしい(「準動詞も文型を持っている」)ところへ、
at what point...と続いた。「前置詞atからはじまるwhat節が、
sayの目的語になるのだろう。このwhat節は、例の<ゼットワットン
エスブイこうぞう>で、whatの品詞は疑問形容詞(どんな?)だな。」
と考えるのが正解。

仮にwhat節の開始ポイントをwhatだと考えたとすると
(ふだんはそれでいいのだけど)、全体構造は
It is difficult to say (at【what point a barbarian becomes a..】).
となるわけだが、この場合、まずい点が2つも生じてしまう。
「sayの目的語が無いことになってしまう」点と、
「名詞pointの働き場所がwhat節内に見当たらない(whatについては、
pointにかかる形容詞ということで大丈夫だが)」点が、説明が付かない。
ということは、誤読ということになる。

そういうわけで、今回は「前置詞からはじまるwhat節」と考える
しかないわけだが、「前置詞からはじまるwhat節」の場合、
whatの品詞は必ず疑問詞であり、「疑問形容詞(どんな?)」
のことが多い(疑問代名詞はかなりまれだと思う)。



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★ Chapter4:4.3.4の前ふりの解説文中の例文 の巻

(In what way) should I treat him?

このwhatは、「疑問文を導く用法」。この場合でも、whatは
「節内での働き」を持っている(「<主>節内での働き」だが)。
今回のwhatの「<主>節内での働き」は、何だろう。「前置詞Inの
目的語だ」と考えると、whatはそれでいいのだけど、名詞のwayが
宙に浮いてしまって働き場所を持てなくなるのがまずい。
前置詞の目的語の役割はwayにゆずり、whatは形容詞としてwayに
かけてやればよいではないか。この時点で、whatの品詞は決まった。
「どんな?」と訳す「疑問形容詞」である(関係詞が疑問文を導く
ことはなさそうだから、関係形容詞ではないだろう)。


I asked her 【 (in what way) I should treat him】.

こちらの英文も考えてみよう。この英文は、さきほど出てきた疑問文
In what way should I treat him?を名詞節(間接疑問文)化して、
第4文型askの直接目的語(「~に、~を」の「~を」のほう)の位置
に置いたもの。今回のような「前置詞からはじまるwhat節」は、
あらかじめ知らないと、混乱して構造が把握しにくいと思う。

今回のwhat節は、さきほどの疑問文を名詞節化したものであり、
whatの品詞名は変わらない。相変わらず、whatの品詞は疑問形容詞
であり、「どんな?」という意味。「名詞節化する時点で、
<SVの倒置>が解除」され、should I treat からI should treatに
なっていることにも注目しておこう。

<前置詞からはじまるwhat 節>
(余談:「前置詞からはじまるwhat節」のwhatは、必ず、疑問詞なのだ)

★【 (Z what N) SV】構造  
(ゼットワットンエスブイこうぞう/whatは「どんな?」の疑形)

★【 (Z what) SV】構造 
(ゼットワットエスブイこうぞう/whatは「何?」の疑代/かなりまれ)

ところで、例文4.3.3の英文は、<【 (Z what N) SV】構造>」では
なく、<Z+【what 節】>」であった。英語を読んでいて、
「Z what」という形を見たとき、「what節の開始ポイントが、
前置詞からなのか、whatからなのか」という判断は、理詰めで考える
癖がついていれば、比較的容易にできるものである。

たとえば、今回の英文を I asked her (in 【what way I should
treat him】) .という具合に、いったん解釈してしまったとしよう。
しかし、よく考えれば、まずい点があるのに気付くだろう。まず、
「what節の内部で、wayの働き場所がどこにもない(whatについては、
形容詞としてwayにかければよいのだが)」ことがまずい。それと、
この解釈だと、in以下は副詞句だということになり、askの直接目的語
が存在しないことになるので、「<何を>たずねたのかが不明のまま
になってしまう」ではないか。こんな具合に、構造的に誤読している
場合は、説明のつかないことが出てしまうことになっているのだ。

I asked her 【 (in what way) I should treat him】.という具合
に解釈すれば、さきほどの2つのまずい点が両方とも解消することに
なる。ところで、この<ゼットワットンエスブイ構造>においては、
whatは前置詞句に閉じ込められているのに、名詞節形成機能を
発揮しているわけである。これはつまり、<前置詞+名詞>の
副詞句フレームをぶちやぶって、whatの位置から発信された
節形成のパワーが節全体におよんでいっているということだ。
この現象について、「フレーム効果のおたっきーな例外」
と考えることも可能かもしれない。



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●臨時のお知らせ

ホームページの方が、一時的に見れなくなっています
(いずれにせよ、更新がとどこおっていますが)。
レンタルサーバーの運営先が変更になったみたいで、
新しいサーバーにファイルを各自移動するように
メールで連絡をもらっていたのですが、ずるずるしていたら
時間ぎれに。8/12までには部分的にでも復旧する予定。

★ Chapter4:例文4.3.3 の巻

He is conscious of 【what a...opportunity he has】.

is conscious ofは固定的表現なので、下線を引いてみてもいい。

whatのまとめる名詞節が、前置詞ofの目的語になっている。

what節の内部構造を点検してみよう。
what節内部のSVはどれかと考えると、he hasだろう。

他動詞hasの目的語は、whatだろうか、a fine opportunityだろうか。
whatだと考えると、whatはそれでよくても、a fine opportunityが
宙に浮いて働き場所を失ってしまう。そこで、他動詞hasの目的語は
a fine opportunityだと考え、whatの方は、形容詞としてopportunity
にかけてやることにしよう(これで全員が働き場所を得たことになる)。

whatが自節内で形容詞として働いていることは分かったが、細かい
品詞名は何だろう。疑問形容詞(どんな?)だろうか、関係形容詞
(すべての)だろうか、あるいは感嘆形容詞(なんという!)だろうか。
文意を考えると、「なんという!(すばらしい機会)」という具合に
「感嘆感」が感じられることだし、それ以前に、疑問形容詞や
関係形容詞の場合は<what a>となることはありえないので、
今回のwhatは「感嘆形容詞」と考えるのが正解。

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ただし、英文については『英文解釈教室』(研究社)よりの引用

★ Chapter4:4.3.2の解説文中の例文 の巻 

People noticed 【how fast plants grew】.

このhowの品詞をきかれたら、疑問副詞と答える人が大半だと思う。
しかし、文全体の意味を考えてみると、「どれほど?」という
疑問感よりも、「どれほど!」という感嘆感が感じられると思う。
となると、このhowの品詞名は、疑問副詞よりも「感嘆副詞」の
方がより適切だろうと思う(「感嘆形容詞」と同様、一般的な用語
とは言えないだろうけど)。今回のhow節のような名詞節のことを、
間接疑問文(疑問文を名詞節化したもの)という用語をまねて、
「間接感嘆文(感嘆文を名詞節化したもの)」と呼ぶと、
すこし面白いかもしれない(これも一般的用語ではない)。

今回の英文において、感嘆副詞のhowは何をしているのかというと、
「名詞節をまとめ、かつ、自節内で副詞として働いている
(副詞のfastにかかっている/なお、fastはgrewにかかる)」。


復習

●この種の二重の働き(節形成+節内での働き)をもつ単語は、
「疑問詞と関係詞(と感嘆詞)」のみであった。
(注:従属接続詞は、節形成機能のみで、節内での働きは持たない)

●これらの単語の品詞名の右半分は、「節内での働き」に言及
しているのだった。(「感嘆副詞」という品詞名を見れば、
「節内での働き」が副詞だとわかる)

伊藤先生が、この感嘆副詞howの例文を、例文4.3.2の解説文中で
cf.として紹介された意図は、想像しやすいと思う。例文4.3.2で
「感嘆形容詞what」の例文を扱った所で、より完璧を期するために
「感嘆副詞how」の例文を登場させたということだと思う(感嘆詞は
この2つで全部なのだ)。「感嘆文を導くwhatとhowは、どちらも
名詞節をまとめる用法を持っている」と捕えておくといいだろう。
なお、感嘆副詞howの例文に4.3.3のような例文番号が与えられて
おらずcf.という扱いにとどまっているのはなぜかというと、
「このChapter4は、whatの章だから」だろう。



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ただし、英文については『英文解釈教室』(研究社)よりの引用

★ Chapter4:例文4.3.2 の巻

If you have lived a...winter in the country, far from shops...,
you know what a marvelous relief it is when spring comes.

今回は、括弧をつけるのが難しい。what節の閉じ場所でなやむ。
when節をとりこむのか、とりこまないのか。

このwhatは名詞節をまとめる用法だろう(疑問文用法にも、
挿入節用法にも見えないし)。whatの「節内での働き」は
「代名詞か形容詞」だけど、今回は、名詞のreliefにかかっている形容詞。
「節内で形容詞」の場合、ふつうは「疑問形容詞か関係形容詞」なのだが、
今回は、「なんという!」という感嘆感が感じられる「感嘆形容詞」。
(参考:疑形や関形のwhatの場合、<what a>となることはない)

「あのお、、、冠詞と名詞の間には、目に見えないフレームが
形成されているのではなかったですか?つまりその、、、
形容詞のwhatが名詞のreliefにかかるのは、<フレーム効果>やぶり
ではないでしょうか。」と思った方はおられるだろうか。
この鋭い質問に対しては、次のように答えることにしたい。

「冠詞と名詞の間に形成されるフレームは、
名詞のおしりがフレームの外にはみでるような仕様になっており、、、
冠詞の前にいる形容詞は、フレームの外にはみだしている
名詞のおしりの部分にかかることになっている。。。」

念のために書いておくと、上記の解説を、受け狙いの涙ぐましいギャグ
だと思われると、たいへん辛いところ。本当にそう思っているのだ。

あなたはどこかで、too good a story(うますぎる話)のような構造
を習ったことがあるだろうか。この構造で、形容詞のgoodを、冠詞の前
に出すのは、なぜか。「形容詞goodを冠詞の後に置いて、
too a good storyと書いてしまうと、冠詞と名詞のつながりが
発揮する<フレーム効果>のせいで、(フレーム外の)tooを
(フレーム内の)goodにかけることができなくて困るから」だ。

ここで細かい人は、次のようなことが頭に浮かぶだろう。
「形容詞のgoodを、冠詞の前(フレームの外)に置いてやることで、
副詞のtooから修飾を受けることができるようになった。それ自体はいい。
しかし、今度は新たな別の問題が生じてしまうのではないか。
今や『フレームの外の住人』になったgoodは、『フレームの中の住人』
であるstoryにかかることができなくなってしまったのではないか。」

これはもっともな疑問だと思う。しかし、そうはいっても、
「goodはstoryにかかっている」という解釈を放棄することは難しそうだ。
となれば、、、いかに涙ぐましかろうと、
「冠詞(や所有格など)と名詞が形成するフレームにおいては、
名詞のおしりが外にはみでる特殊な仕様になっており、
冠詞の左(つまりフレームの外)にいる形容詞は、フレームから
はみだしている名詞のおしりにかかることができるのである」
と、考えるしかないではないか。

というわけだから、
今回の例文4.3.2のwhat a marvelous reliefの部分で、
「whatの節内での働き」を考えている際にも、
「形容詞のwhatは、冠詞と名詞が形成しているフレーム
からおしりだけはみだしているrelief(<ef>あたりがおしりだろうか)
に向けて、きちんとかかっている」と考えてほしい。

その時のwhatの修飾軌道が思い浮かぶだろうか。
冠詞の左のwhatを起点とし、右上方向に修飾矢印がスタートする。その後、
a marvelous reliefを囲っている目に見えないフレーム(四角?楕円?)
の上空を進行していき、フレームの右端にはみだしている
名詞のおしり部分(reliefの<ef>あたりか)に向けて、
すとんと落ちるような軌道を描き、かかっていると思われるのである。
(野球のフォークボールのような軌道を想像するといいだろう)



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ただし、英文については『英文解釈教室』(研究社)よりの引用




★ Chapter4:4.3.2の前ふりの解説文中の例文 の巻

She said 【what a great man he was】.

このwhatは名詞節をまとめる用法。
(疑問文用法にも挿入節用法にも見えない)

つづきはいずれ。
簡単に書いておくと、このwhatの細かい品詞名は、
「感嘆形容詞」(一般的な用語ではないようだけども)。
「どんな?」という疑問感ではなく、
「なんという!」という感嘆感が感じられる。



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ただし、英文については『英文解釈教室』(研究社)よりの引用


●雑談:ほとんどの受験生が知らないと思われる、whatにまつわる「暗い現実」

じつは、ほとんどの参考書では(受験生向けでも社会人向けでも)、
疑問形容詞や関係形容詞のwhatはまともな扱いを受けていない。
つまり、学習者の側がwhatについてまじめに勉強する気でいても、
その学習意欲に見合う水準の参考書がほとんど存在しない、
という暗い現実がある(そこで、『英文解釈教室』を読むべきだ
ということになるわけです)。

「こんなの解説したってわかるわけない」という感じで
教師の側があきらめてしまっているのだろうか(「学習者の理解能力」
と「自らの解説能力」のどちらに限界を感じているのかは
私は知らないけども)、解説自体を放棄していることが多い。
疑形や関形についての文法的解説を試みている本もあるが、
(私の見た範囲では)納得が得られることはあまりない。

「学習者の理解力を見限っているのか、それ以外の解説法が
浮かばなかったのか」そのどちらであるかは私にはわからないけれど、
疑問形容詞や関係形容詞の文法的性質とはまったく無関係な独創的解説
をしているケースもあって、そのむかし書店で立ち読みをしていて
呆然と立ちつくしたことがある。さらに私が愕然としたのは、
ロジックを超越した独創的解説がつぎつぎと出てくるその参考書と
伊藤和夫先生の参考書の「両方を」絶賛する受験生がすくなからず
存在する、という不可解な現象についてであった(たのむから、
ほめるのは「どちらかだけ」にしてほしい。意味がわからないから。)。

話がへんな方向にいったけれども、
whatについてきちんと勉強したい方にとっては、
『英文解釈教室』のChapter4を読むのが安全な近道となるだろう。



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★ Chapter4:例文4.3.1 の巻

Climate decides 【what clothing the people [of...] wear 】

このwhatは、名詞節をまとめる用法だろう(疑問文を導く用法には
見えないし、挿入節用法にも見えない)。

whatの「節内での働き」を考えよう。「代名詞か形容詞」のどちらかだ。
節内の主語と考えるのはどうか。いや、それはthe peopleにゆずろう。
他動詞wearの目的語と考えるのはどうか。いや、それはclothingに譲ろう。
主語の座を人にゆずり、目的語の座も人にゆずったwhatは、職にあぶれて
しまうのか?いや、whatには、節内で形容詞として働く能力があるのだ。
今回は、名詞のclothing(衣類)にかかっている形容詞、と考えればいい
ではないか。これでwhatもclothingもthe peopleもみんな働き場所を持つ
ことができた。これが唯一正しい解釈だということになる(宙に浮いて
しまう単語がある時は、解釈が間違っているのである)。

さて、このwhatの品詞は、「疑問形容詞(どんな?)」か
「関係形容詞(すべての)」のどちらかにしぼられた。今回は、
「どんな?」と訳すのが自然なので、「疑問形容詞」だということになる。



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★ Chapter4:4.3.1の前ふりの解説文中の例文 の巻

We dont know 【what future we are going to have】.

ここからセクション3。
セクション1の解説で書いておいた思考過程はセクション3でも
そのまま適用できる。
このwhatは名詞節をまとめる用法だろう。

次に、whatの「節内での働き」を判定する(「代名詞か形容詞」)。
以下のように考えていくのがよい。

what節内の主語は、whatか、futureか、weか。
weは主格なわけだし、おそらくweが主語だろう。
whatとfutureは、主語の役割からは落選したことになる。
この2人の、節内で働き場所はあるだろうか。

haveの目的語の位置が空いているが、haveの目的語の役割をになうのは、
whatとfutureのどちらだろうか(ひとつの就職先を、2人で取り合おうと
しているようにも見える)。ここでwhatをhaveの目的語と解釈すると、
whatはそれでいいんだけど、futureが宙に浮いてしまって困ることになる。

そこでfutureを救済するために、futureをhaveの目的語と解釈すること
にしてみよう。すると今度は、futureは助かるが、whatが失業してしまう
ように思えるかもしれない。しかし心配はいらないのだ。whatには、
節内で形容詞として働く用法もあるではないか。haveの目的語の役割は
futureに与えてやり、whatには「名詞のfutureにかかる形容詞」という
役割を与えてやれば、全員が職にあぶれることなく働くことができる
ではないか。これが唯一正しい解釈なのだ。くどくなるが、
今回のwhat節の節内構造を考えるさいに、whatをhaveの目的語と解釈
してはならない理由は、「その解釈だと、futureの文法的役割を説明
できなくなってしまうから」である。

さて、以上の思考をへて、whatの「節内での働き」が形容詞だと判定
できた。ということは、このwhatの品詞は「疑問形容詞(どんな?)」
か「関係形容詞(すべての)」のどちらかにしぼられたことになる。
あとは、記憶している訳語をあてはめて「より自然な方」を選べばよい。
今回は「どんな?」という訳語が自然だろうと思う。
このwhatは「疑問形容詞」だったわけだ。



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★ Chapter4:例文4.2.7 の巻

writing for the radio...


またしても保留。



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