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元予備校講師のフリーターによる『英文解釈教室』教室

『英文解釈教室』(伊藤和夫先生/研究社)の解説ブログ。当ブログはゼロから理詰めで解説を積み上げて行くスタイルではないので、英文法や英語構文の勉強をある程度以上やっている方でないと、訳がわからないかも。

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★ Chapter1:例文1.2.2 の巻

<1.2.2>
Most [of us ] (when we have seen houses [which were...
and wore...] ) have felt a desire [to know 【who were
the people [that lived (in...) ] 】] .

これも巨視的にはSMV構造。細かくは「S[M](M[M]) V構造」だが、
これを「エスエムエムエムブイこうぞう」と唱えてみても
ほとんど意味はないだろうと思う。この英文には「名詞に対する
後置修飾」が4箇所もある。Most of usが「NZN(エヌゼットン)
構造」(「N前置詞句構造」でもいい)で、houses whichが
「NK節構造」(「N関係詞節構造」の方がいいかも)で、
a desire to knowが、「N to-(エヌトゥー)構造」(「N不定詞
構造」でもいい)で、the people thatが「NK節構造」(もしくは
「N関係詞節構造」)。この当たりの名称は半分は冗談で書いて
いるにすぎず、授業で使ったことはおそらくなかったと思う。
今後、あきたら廃止するかもしれないし、別の名称を使うように
なるかもしれない(私自身まだ考えが固まっていない)。
たとえば、巨視的に「NK構造」(Kは形容詞要素)という名称に
統一するかもしれないし、「NM構造」(Mは修飾要素)という名称
に統一するかもしれない。

to know whoのところは、「疑問詞は、名詞節をまとめることが
できる」という重要知識を思い出して、「疑問詞whoがまとめる
名詞節がknowの目的語になるのだろう」と考るところ。疑問詞
の働きは大きくは2種類で、「疑問文を導く」か「名詞節を
まとめる」のどちらか。疑問詞がまとめる名詞節のことを
「間接疑問文」と呼ぶのが一般的だけども、「疑問詞は、名詞節
をまとめることができる」という認識を持つことが大事なので
あって、「間接疑問文」という用語だけを覚えてみてもほとんど
価値はないと思う。

あと、to knowが目的語を取っているのを見て、「準動詞も文型
を持っている」(今回のknowは3)という大事な知識を確認して
おくといいだろう。「文型」というのは、文の中に含まれる
「動詞と準動詞の数だけある」のであり、今回の英文には文型は
7つあることになる。一般に「文型」という呼び名が使われて
いるが、その実体は、「文の型」というより、厳密には「動詞
および準動詞が牽引する後続構造の型」のこと。なお、もし誰か
が、<動詞や準動詞が複数含まれる英文>を指して、「この英文
の文型を答えなさい」と言ったときは、「なにが言いたいのか
よくわからないが、おそらくは『この文の主節の述語動詞の文型
を答えなさい』と言っているのだろう」と好意的に解釈した上で
答えるのが慣例。



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ただし、英文については『英文解釈教室』(研究社)よりの引用



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