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元予備校講師のフリーターによる『英文解釈教室』教室

『英文解釈教室』(伊藤和夫先生/研究社)の解説ブログ。当ブログはゼロから理詰めで解説を積み上げて行くスタイルではないので、英文法や英語構文の勉強をある程度以上やっている方でないと、訳がわからないかも。

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★ Chapter5:例文5.2.1 の巻

Peculiar (to America) are...customs [ (by which) a man shows
respect [[to a woman]] ] . He opens the door (for...) and
lets her precede him (through...) .

主節が、第2文型の倒置の「CVS構造」。

letsは第5文型。動詞の後ろで「her<が>precedeする」という
ネクサスが成立している。

補語になっている不定詞precede(letsの後なのでtoが落ちている)は、
himを目的語として牽引しており第3文型(準動詞も文型を持っている)。

前置詞句through it は、不定詞precedeにかかる副詞句。

珍しくandの解説をしてみる。and が出た場合、「A and B構造か、
A and M B構造」のどちらかになる。andの後ろには、Bが来るか、
MBが来ることになっている(MMBとかもあるが)。今回は、and lets
となっているのを見た段階で、letsはMではありえないだろうから、
A and M B構造である可能性は無いことが分かる。andは、opensとlets
(動詞1と動詞2)を結び、A and B構造を形成している。


「andに対する考え方」は、だいたい以下のような感じでいいと思う。
(伊藤和夫先生のおはこ中のおはこ、のひとつ)

★「andの直後にある要素をBと仮定」した上で、andの前方に
「つりあいそうな(等位関係になれそうな)要素(A候補)」を探す。

そして、
●「Bとつりあいそうな要素(A候補)」が構造上複数ある場合は、
意味を頼りにAを決定する。
●「Bとつりあいそうな要素(A候補)」が存在しない場合は、
A and M B構造だろうと考える。


追記:

「この方法では返り読みになってしまうではないか」と心配する方も
おられるだろう。たしかにこの方法では返り読み作業が生じるけども、
解釈に迷うandが出た場合には避けられない作業。前から読み進めて
いって、andを通過した時に瞬間的にAとBが分かる場合ばかりならいい
のだが、実際には判断がむずかしい場合(A候補が多数あって迷う場合)
は無数にあり、その場合は、返り読みだろうが何だろうが以上のような
点検法を使うしかない。



COPYRIGHT(C)2005 HIYAMA SYUUSEI. ALL RIGHTS RESERVED.
ただし、英文については『英文解釈教室』(研究社)よりの引用


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