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元予備校講師のフリーターによる『英文解釈教室』教室

『英文解釈教室』(伊藤和夫先生/研究社)の解説ブログ。当ブログはゼロから理詰めで解説を積み上げて行くスタイルではないので、英文法や英語構文の勉強をある程度以上やっている方でないと、訳がわからないかも。

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★ Chapter1:例文1.1.2 の巻

<1.1.2>
Anyone [ having difficulty in... ] may have...

また出た。。。「SMV構造」。
主語と動詞の間にM(修飾要素/modifierの頭文字)が割って入る
形。今回はMが「現在分詞の形容詞用法」になっている。

(ここから先は半分冗談で書くので、あまり気にしないでいい)

ここで視点をもうすこしミクロ的にして、
Anyone [ having... の部分のことを、
「N -ing(エヌアイエヌジー)構造」と呼んでみるのも面白い
かもしれないが、得することはないかもしれない(「N」は
「名詞」のこと/nounの頭文字)。

被修飾語の後に修飾語が置かれることを「後置修飾」といったり
するが、名詞に対する形容詞的修飾要素の後置修飾のパターンの
ひとつが、
「N -ing(エヌアイエヌジー)構造」。
「N pp(エヌピーピー)構造」というのもあるだろうし、
「N to-(エヌトゥー)構造」というのもあるだろうし、
「N K(エヌケー)構造」もあるだろう。
(「K」は「形容詞」のつもり/keiyoushiの頭文字)

(あなたのこころの声)
『まてよ、1.1.1の例文のThe freshness [ of...も、
名詞に対する修飾要素の後置修飾だが、
これに呼び名をつけるとしたら、、、どうするのだ。。。』

「NZN(エヌゼットン)構造」と呼べばいいではないか。
なお、「ZN(ゼットン)」とは、
「前置詞(zenchishi)+名詞(noun)」のことである。
(初代ウルトラマンにでてくる同名の怪獣を思い出すと覚え
やすいかもしれない)

いくらなんでもこんな文法用語はふざけすぎだ、と抵抗を感じる
ようであれば、
「N分詞構造」
「N不定詞構造」
「N形容詞構造」(N形容詞節構造もある/<N+関係詞節>)
「N前置詞句構造」
などと呼ぶのもいいかもしれない。
呼ばなくてもいいけど。。。
こんなのは、必須でもなんでもない趣味的用語にすぎない。

あと、付け加えておくと、
N,N構造(同格)
N 名詞節構造(同格) も、
「名詞に対する後置修飾」の一例といえばそうかもしれない。


<お詫びと訂正>

ミスがあったことに気付いたので訂正。すぐ上のところで
「N,名詞節構造(同格)」と書いていたのだけど、
「名詞の後に同格名詞節を置くときは間にコンマは打たない」
のが実際であるから、コンマを消しておいた。「同格名詞節の前
にコンマを打つ人はいないのか」と言われると、私の英語力では
「ほとんどいないのではないだろうか」位のことしか言えない。
『解釈教室』49ページの例文3.3.4 の<...this, that SV> が
気になるといえばなる(これを同格の一種とみなすかどうかも、
意見がわかれるかもしれないけど)。

今回のミス訂正のお知らせを書きはじめてから少しして、
「やばい」と感じた。なぜやばいと思ったのかというと、
「N 名詞節構造(同格)」のコンマに言及してしまうからには、
「N,N構造」の「コンマがないケース」についても言及する必要が
生じてしまったと感じたからである。これについては、きちんと
整理しようとしたことがこれまでなく、自信を持って何かを言う
ことはできないが、President Kennedy(ケネディ大統領)とか
Uncle Tom(トムおじさん)などの「役割をあらわす名詞+
固有名詞」の場合、コンマをうたない<NN>の形で同格と
なるようである(なお、固有名詞の前の役割名詞は、原則
<無冠詞>、らしい)。いや、同格なのかどうかも、意見が
別れるかも。左側の名詞を「名詞の形容詞用法」と考えること
も可能かもしれない気がしてきたが、よくわからない(「同格」
「名詞の形容詞用法」それぞれについて、左右の名詞の関係性を
吟味すべきところなのだろうけど、その気力がない)。

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