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元予備校講師のフリーターによる『英文解釈教室』教室

『英文解釈教室』(伊藤和夫先生/研究社)の解説ブログ。当ブログはゼロから理詰めで解説を積み上げて行くスタイルではないので、英文法や英語構文の勉強をある程度以上やっている方でないと、訳がわからないかも。

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★ Chapter2:例文2.2.11  の巻

President Lowell [of...University] (once) defined
a university as a place [where nothing usuful is taught] .

主語の位置に例の「NZN構造」が来た結果、全体が「SMV構造」
になっている(細かくはS [M] (M) V)。

defined は第5文型。動詞の後で、「a university<が>(as)
a place」というネクサスが成立している。asを前置詞と考える
のもいいが、as importantのように形容詞が後に来た時に説明
に困る(何らかの省略で説明する以外には)ので、伊藤先生の
教えどおり「補語の目印」という概念を頭に持っていた方が
いいだろう。

whereは関係副詞。詳述はしないが、関係副詞は、先行詞(名詞)
にかかる形容詞節をまとめる。節内での働きが「副詞」なのだ。
「関係副詞は副詞節をまとめる」と思っている人は結構いるかも
しれないが、その論理でいくと「関係代名詞は(代)名詞節を
まとめる」ことになる。関係副詞だろうが疑問形容詞だろうが
複合関係代名詞だろうが、「節内の働きから名称を付けている」
(これらの用語の右半分は、「節内での働き」に言及している)
のだ、ということは覚えておいた方がいいだろうと思う。

usufulは後ろからnothingにかかっている(usufulを大括弧で
囲ってもいい)。somethingやnothingなどにかかる形容詞は、
一語であっても名詞の後に置かれる。なぜかは知らないが、
somethingやnothingという単語が「形容詞+名詞」から成って
いる合成語であることと関係がありそうだ(つまり前から
かかっているsomeやnoに遠慮しているのではないかと)。

nothing usuful is taughtは「be pp X構造」になっていないが、
試しに「態の1秒変換」の練習をしてみよう。頭の中で、ppの
後ろにnothing usefulを移動すると<taught nothing usuful>と
なる(律儀にusufulまで連れていってやる必要もないのだが)。
<taught nothing usuful>は、第3文型である(主語不明能動態
でも、第2文型じゃないと感じられるのは、なにか超能力を使っ
ているのだろうか)。ということは、nothing usuful is taught
の文型は「元第3文型」ということになる。

もしも、「<taught nothing usuful>という書き換えは時制的
におかしいんだよ。<teach nothing usuful>と書くべきなんだ
よ。このやろう、、、」という方がおられたら、まじめな方なの
かもしれないとは思うが、私は悲しむだろう。今は、文法問題を
解いているのではなく、 <最小限の手続きで>能動態の幻覚を頭
に浮かべる練習をしているのだから、時制も糞もないのだ。。。

なお、本文のnothing usuful is taughtの所でwasでなくisが
使われているのはなぜか。恐らくは、『マスター英文法』p491に
ある「現在も続いている習慣や事実」というやつだろうと思う。
(「不変の真理」よりこっちの方がいい気がする)



COPYRIGHT(C)2005 HIYAMA SYUUSEI. ALL RIGHTS RESERVED.
ただし、英文については『英文解釈教室』(研究社)よりの引用

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