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元予備校講師のフリーターによる『英文解釈教室』教室

『英文解釈教室』(伊藤和夫先生/研究社)の解説ブログ。当ブログはゼロから理詰めで解説を積み上げて行くスタイルではないので、英文法や英語構文の勉強をある程度以上やっている方でないと、訳がわからないかも。

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★ Chapter3:例文3.1.3 の巻

Many people are persuaded 【that (if...people sit down
((to dinner)) ), one [of them] will come to grief
(within the year) 】 .

are persuaded that...は「be pp X構造」。「態の1秒変換」を
行うと、persuaded many people that...が得られる。これは一見
第4文型に見えるし、そう考えてもいいと思う。

しかし、純粋なる文句なしの第4文型なのかというと微妙な所。
persuadeが純粋に第4文型の用法を持つ動詞であるなら、
persuade人Nという構造がありそうなものだが、これは不可と
されていて、現実には<persuade 人 of N>とするのが正しい。
ということは、<persuade 人 that SV>のthat節は前置詞句of N
に対応する「前置詞句(副詞句)対応that節」である(that節の
前には目に見えないofがあって、of+that節全体で「副詞句」に
相当する働きをしている)という解釈もありえそうである。


<persuade 人 of N>も<persuade 人 that SV>も、第4文型の
呼吸で意味をつかめるので、個人的にはどちらの形についても
「擬似第4文型」と呼ぶことにしているが、特にすすめることは
しない。なぜ「擬似」と呼ぶかというと、前者については前置詞
ofがある以上どうみても「純粋な」第4文型ではないし、後者に
ついては目に見えないofがthat節の前にいる可能性があるので
「純粋な」第4文型として扱うのが躊躇されるからである。

以上の検討を経たうえで、are persuaded that...という
「be pp X構造」がいったい第何文型なのかを明記しておくと、、
私にとっては「元擬似第4文型」ということになる(ここまで
つきあわなくていいけど)。

さて、that ifのところは、簡単な構造予想の例で、
【that (if SV) SV】となることはおよそ分かる。
「フレーム効果」を知っていれば、if節がthat節の内部のVに
かかるであろうこともおよそ分かる。セクション1でのテーマ
である「that M SV構造」になっている。

注:
「前置詞句対応that節」に対して、名詞節の記号を施すか、
副詞節の記号を施すかは、迷うところ。「目に見えない前置詞
込みで副詞要素だから、副詞節(厳密にはこの場合は「副詞句」
と考えるべきだと思うけど)の記号を施す!!」という方も
おられるだろう。

私の場合はどうかというと、名詞節の記号を施すことが多い。
その場合、こころの中で(Z +【that SV】)という構造である
ことを浮かべた上で、簡易的に表記しているわけである。
もっとも、どちらにしても簡易表記にすぎないのだ。
(Z +【that SV】)という構造がほんとの所だと仮定するなら、
小括弧だけを施す人は名詞節フレームを省略しているわけだし、
四角括弧だけを施す人(私とか)は、副詞句フレームを省略して
いるわけだから。

なお、私の場合、「感情の原因」を表わすthat節の場合、それが
「前置詞句対応that節」だという解釈の可能性もあるとはいえ、
「単なる副詞節」という見方の方がすっきりすると考え、小括弧
を施す傾向がある。しかし、「前置詞句対応that節」がらみの
英文に対する記号付けには、いまだに迷いがある。

なお、今回の注意書きは、「何をいっているのかまったく
わからない!!」という方が多いと思うけど、分からなくても
全然気にする必要はないと思う。



COPYRIGHT(C)2005 HIYAMA SYUUSEI. ALL RIGHTS RESERVED.
ただし、英文については『英文解釈教室』(研究社)よりの引用
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